ツクシ
トクサ科 トクサ属
  スギナ
学名 Equisetum arvense
スギナは多年草。地上茎はスギナのような栄養茎と土筆のような胞子茎
がある。地下茎を引き抜こうとすると、結構長くつながっている。


私の小さい頃は、田舎の田んぼの畦、野原、何処に行ってもツクシがび
っしり生えていた物だ。『ヒーカンボ』と言っていた。方言って何故か味わい
が有る。
漢字では土筆と書く。≪土に生える、筆に似た植物≫と言う事だろう。
ツクシは、スギナの胞子嚢穂。袴と呼んでいる部分が葉。スギナの節を抜
き、元通りに継いで遊んだ記憶もある。

小さい頃、袴を丁寧に剥いたツクシを、母が甘辛く煮て食べさせてくれた
事が有ったが私は苦手だった。胞子嚢の口当たりが嫌いだった。私の故
郷は広島県の学園都市。



ツクシにもゲンゲと同じ、田舎と都会のギャップの思い出が有る。
中学を卒業した春、兄の結婚式が有り、東京育ちの親戚が大勢遣って
来た。大人も子供も畦や野原に日参して、このツクシを採取していた。
採取して楽しんでいるだけだったが、私がツクシを採取して遊んだのは小さ
い頃の事。大人が、童心に返って遊んでいるのを、珍しい光景を見る様に
遠くから眺めていた記憶が蘇る。
 
今ではツクシを見ると、大切なものに出会った程喜んでいる。あの光景を
思い出して、一寸はにかんだりする・・・・。
この近くの田んぼの畦でも、ツクシを目にする事が殆ど無くなって来た。此
処瀬戸内では、昨日04年3月3日にはツクシを発見。

 




ツクシ





(2段左)胞子嚢
(2段右)胞子を出し終えた後

胞子嚢胞子を出した後の様子

(3段)胞子茎と栄養茎
胞子茎と栄養茎=06・3・17

(4段)若いスギナ。光合成を行う栄養茎
若いスギナ。光合成を行う栄養茎=06・3・17

(5段)スギナの葉は退化し、枝分かれした茎。
スギナ=03・9・11
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Last up date 06・3・20 06・3・17


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